980201
あがつま川は、草津の方から温泉の赤い水が流れていて、魚の住めない川だった。
酸性の水は河原の石を鉄錆のような赤色に染めていた。
やがて、石灰の様なもので中和されるようになった。
やがて、小魚が住みはじめた。赤い水は流れなくなったが、小魚が住む水の淀みはまだ赤石が転がっていた。そんなよどみの中の適度な大きさの石に適当な石を拾って落とし、魚を一瞬気絶させる。石の下に隠れていた小魚が水面に腹を出して浮いてくる・
水の中に放しておくとそれなりに泳いでいる。
魚を捕まえて、時々焼いてみるのだが、二三センチの魚は火の中で消えてしまう。
その後、吾妻川の魚はクキや鯉など大きな魚が増えてきた。最近、あゆの放流が始り、川に入るのも有料になった。
キャンプやバーベキューをやるには水と火と緑がほしい。
調理に使うかまどの火ではなく、たき火のための火と、自然の水と木がほいしい。
どうしても、既存の施設内でのキャンプには抵抗を感じる。
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