獅子舞

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980222

お正月には、獅子舞(ししまい)がやってくる。長野の冬季オリンピックを見ていて、ふと、そんなことを思い出した。

子供の頃、お正月になると子供たちが集まって「おめでとうございます」と、隣近所を回って歩く。
各家々で木箱に入っていたミカンを数個渡してくれる。記憶も薄れた古い話だがミカンは木箱には入っていた。
ミカンはお正月にはたくさん食べた、でもよその家でもらって食べるミカンは格別だった。

そんなお正月、静かな休みの日に獅子舞はやってくる、獅子の面をかぶり唐獅子模様の布をまとい、庭先で舞い、そして、”デードコ(玄関)”で舞い、庭先で遊んでいた子供の自分は奥に隠れる、それでも親に呼ばれておそるおそる、時には泣き叫びながら、”上がり端(玄関を上がったところ)”まで勇気を出して進み出る。

子供の目は踊り回る獅子の顔に釘付けだ。獅子の大きな口しか見えない。厄除けだ、頭が良くなると何を言ってもよく聞こえてはいない。
獅子の大きな口で頭をかんでもらう。

獅子は何か包んでもらっているようだ。獅子は建前などにもやってきていた。今では見かけなくなった獅子舞だが、春になると近所の神社ではまだ獅子舞が見られる。

 

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群馬の山のギャラリー juntoshi@mxb.mesh.ne.jp