ecosci.jpサイト内では分類しにくいニュースな分子や,RCSB PDBの新規公開データなどを脈絡なく掲載します。
※Jmol表示制限のため,10件ずつ表示するように変更しました(上記書庫も順次修正します)。
※旧版で表示していた一部の参考データ(PDBsumなど)は今後追加します。
※本ページの分子モデルはMicrosoft EdgeでInternet Explorerモードにして参照できます。
※PDBsumデータでファイル名*_lpであるものはLigPlot+ v.2.2で取得したものです。
★旧Jmolトピックへの追記 → No.571(環境ホルモン) | No.979(カプサイシン受容体) | No.1046(ディールス・アルドラーゼ)
リースケ型鉄硫黄タンパク質 PetA 7yr9(塩化亜鉛が結合)のChain Aと同7yra(鉄硫黄クラスターが結合)のChain A,およびそれぞれのPDBsumデータ(LigPlot+ v.2.2で取得,PDBsumサイトデータが出たら更新)
[Organic cation transport protein - Wikipedia,Solute carrier family - Wikipedia]
[左・中]フェノテロール(fenoterol)が結合した有機カチオントランスポーター1(OCT1)8sc3とそのPDBsumデータ(メトホルミン結合の8sc4との比較) [右]メトホルミン(metformin)
[Voltage-gated potassium channel - Wikipedia]
ポジティブモジュレーターcompound 4が結合した電位依存性カリウムチャネル Kv3.1 8f1cとそのPDBsumデータ
[左]電位依存性カリウムチャネル Kv1.2-2.1 4jtdの8量体(Chain A・B×4)
[右]4jtd(Chain A・B・G・H・Y;Chain Yがサソリ毒カリブドトキシン〈charybdotoxin,ChTx〉)
※2003年ノーベル化学賞受賞のR. Mackinnonらによる
HN37(pynegabine)が結合した電位依存性カリウムチャネル KCNQ2 8w4uのChain AとそのPDBsumデータ
ピモジド(pimozide)が結合したヒトの電位依存性カリウムチャネル hERG(Kv11.1) 8zyqのChain BとそのPDBsumデータ
ZAR1レジストソーム集合体6j5tのChain A・B・CとそのPDBsumデータ
左から セマグルチドが結合したGLP-1受容体7ki0のChain P〈semaglutide〉・R,同Chain Pのみ,
7ki0のAlphaFold3構造例(Chain A〈semaglutide〉・B,model 0;小さい球教示は無秩序・非構造化領域),そのPDBデータとのPyMOLによる重ね合わせ
※セマグルチド(semaglutide)は31アミノ酸残基のペプチド
配列 HAEGTFTSDVSSYLEGQAAKEFIAWLVRGRG
HisAlaGluGlyThrPheThrSerAspValSerSerTyrLeuGluGlyGlnAlaAlaLeuGluPheIleAlaTrpLeuValArgGlyArgGly
→ AlphaFold構造(2024年ノーベル化学賞)
リラグルチド(liraglutide)4apdのModel 1(配列はセマグルチドと同じ)とPDBsumデータ
[左]チルゼパチドが結合したGLP-1受容体7rgpのChain P・R(Chain Pのアミノ酸残基:1-31)
[右]同7rbtのChain P(アミノ酸残基:1-32)
※チルゼパチド(tirzepatide)は39アミノ酸残基のペプチド
配列 YXEGTFTSDY SIXLDKIAQK AFVQWLIAGG PSSGAPPPS:
Tyr X GluGlyThrPheThrSerAspTyrSerIle X LeuAspLysIleAlaGlnLysAlaPheValGlnTrpLeuIleAlaGlyGlyProSerSerGlyAlaProProProSer
セマグルチド・リラグルチド
His
Ala
Glu
Gly
Thr
Phe
Thr
Ser
Asp
Val
Ser
Ser
Tyr
Leu
Glu
Gly
Gln
Ala
Ala
Lys
Glu
Phe
Ile
Ala
Trp
Leu
Val
Arg
Gly
Arg
Gly
チルゼパチド
Tyr
X
Glu
Gly
Thr
Phe
Thr
Ser
Asp
Tyr
Ser
Ile
X
Leu
Asp
Lys
Ile
Ala
Gln
Lys
Ala
Phe
Val
Gln
Trp
Leu
Ile
Ala
Gly
Gly
Pro
Ser
Ser
Gly
Ala
Pro
Pro
Pro
Ser
PF-06882961(danuglipron,ダヌグロプリン)が結合した7lciのChain RとそのPDBsumデータ(7lcj・7lckとの比較)
PF-06883365が結合した7s15とそのPDBsumデータ
[GDF15 - Wikipedia]
[左]成長分化因子15(GDF15)の構造例 5vz3(アミノ酸残基番号5-112;末端を球表示)
[右]同分子のAlphafold構造Q99988画像(アミノ酸残基番号1-308;C211G該当のCys211強調)
メトホルミン(metformin)
→ 本ページ内別トピック
※計算機構造データはNature Structural & Molecular Biology誌論文 Supplementary Data 1 (zipファイル)より
[左]人工設計された5つのall α型タンパク質中のH5_fold-0_Elsaの計算機構造7dns_calc [中]同実験構造7dnsのChain B
[右]両分子のPyMOLによる重ね合わせ
ヒトのメディエータ7enj(α炭素のみ)
[Aryl hydrocarbon receptor - Wikipedia,AH receptor-interacting protein - Wikipedia]
[左・中]ベンゾ[a]ピレンが結合したHsp90-XAP2-AHR(芳香族炭化水素受容体)複合体8qmoとそのPDBsumデータ
[右]ベンゾ[a]ピレン(benzo[a]pyrene)
[EEF2 - Wikipedia]
阻害剤ソルダリン(sordarin)が結合した伸長因子2(eEF2)8cdrのChain Aa(80Sリボソーム・eEF2・tRNA複合体中;mmCIF → PDB converterでデータ変換)とそのPDBsumデータ