ecosci.jpサイト内では分類しにくいニュースな分子や,RCSB PDBの新規公開データなどを脈絡なく掲載します。
※Jmol表示制限のため,10件ずつ表示するように変更しました(上記書庫も順次修正します)。
※旧版で表示していた一部の参考データ(PDBsumなど)は今後追加します。
※本ページの分子モデルはMicrosoft EdgeでInternet Explorerモードにして参照できます。
※分子モデルが表示されない場合は分子表示窓右の別データ表示ボタンを押してみてください。
※PDBsumデータでファイル名*_lpであるものはLigPlot+ v.2.2で取得したものです。
★旧Jmolトピックへの追記 → No.571(環境ホルモン) | No.979(カプサイシン受容体) | No.1046(ディールス・アルドラーゼ)
マラリア原虫PTEXの中心部分6e10(α炭素のみ)
表 いろいろなウイルス(DNAウイルスとRNAウイルス)
マイコプラズマ・ニューモニエの接着タンパク質P40/P90構造例6tlzのChain AとPDBsumデータ
ラスクフロキサシン(lascufloxacin)
ユーフォルビアロイドA(euphorbialoid A)
I = 645, O = 760, I/O = 0.849
I = 385, O = 480, I/O = 0.802
[Carvedilol - Wikipedia]
カルベジロール(carvedilol)
PDBデータ6prz〜6ps6(β2アドレナリン受容体,カルベジロール結合の6ps3を上掲)・6ps7(アデノシンA2A受容体)・6ps8(メラトニン受容体MT1)
※6prz〜6ps6の文献:Toward G protein-coupled receptor structure-based drug design using X-ray lasers(IUCrJ,2019/10/24)
→ GPCR(本サイト)
[左]Kif23(MKLP1)構造例 3vhxのChain B・D
[右]AlphaFold構造 Q02241 → AlphaFold/AlphaFold2/AlphaFold3構造の利用
※3vhxのChain B・Dのアミノ酸配列(I/O値順,特性基 R)《695-800》
695-700
Asp
Gln
Asn
Ala
Pro
Pro
701-750
Ile
Arg
Leu
Arg
His
Arg
Arg
Ser
Arg
Ser
Ala
Gly
Asp
Arg
Trp
Val
Asp
His
Lys
Pro
Ala
Ser
Asn
Met
Gln
Thr
Glu
Thr
Val
Met
Gln
Pro
His
Val
Pro
His
Ala
Ile
Thr
Val
Ser
Val
Ala
Asn
Glu
Lys
Ala
Leu
Ala
Lys
750-800
Cys
Glu
Lys
Tyr
Met
Leu
Thr
His
Gln
Glu
Leu
Ala
Ser
Asp
Gly
Glu
Ile
Glu
Thr
Lys
Leu
Ile
Lys
Gly
Asp
Ile
Tyr
Lys
Thr
Arg
Gly
Gly
Gly
Gln
Ser
Val
Gln
Phe
Thr
Asp
Ile
Glu
Thr
Leu
Lys
Gln
Glu
Ser
Pro
Asn
I = 555, O = 740, I/O = 0.750
MT-7117(dersimelagon)
I = 472, O = 395, I/O = 1.195
[Tecovirimat - Wikipedia,Mpox - Wikipedia]
テコビリマット(テコビリマト,tecovirimat)
阻害剤TO507が結合したエムポックス(mpox)ウイルスのメチルトランスフェラーゼVP39 8cetのChain AとPDBsumデータ
◎以下を編集:吉開泰信 編,「ウイルス・細菌と感染症がわかる」,p.37,羊土社(2004)
( )は新興感染症の出現年:竹田美文・岡部信彦,「SARSは何を警告しているのか」,岩波ブックレット(2003)
SARS-CoV-2ほかを加筆;なお以下の分類等は変更になっている場合もある
# 最近のICTVレポートでは,ヘパドナウイルス科とレトロウイルス科は,『逆転写を行うDNAおよびRNAウイルス』として同じカテゴリに分類されている。
分類
例
主なDNAウイルス
ポックスウイルス科
エムポックス〈mpox,サル痘〉(1970)
ヘルペスウイルス科
※鯉ヘルペス
アデノウイルス科
パピローマウイルス科
(ポリオーマウイルス科も酷似)子宮頸がん;ヒトパピローマウイルス〈HPV〉による → Jmolトピック
ヘパドナウイルス科 #
B型肝炎
パポバウイルス科
主なRNAウイルス
パラミクソウイルス科
麻疹,ニパウイルスによる脳炎(1998)
オルトミクソウイルス科
(オルソミクソウイルス科)インフルエンザ → 鳥インフルエンザ(高病原性H5N1型は1959年)&新型インフルエンザ情報
コロナウイルス科
SARS(2002) → SARSと抗ウイルス薬
SARS-CoV-2(2019) → 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2|COVID-19)情報
アレナウイルス科
ラッサ熱
レトロウイルス科 #
〈逆転写,レンチウイルス属〉AIDS(1983) → HIVとエイズ
〈一本鎖,デルタレトロウイルス属〉HTLV-1関連症候群(1980) → HTLV-1情報
フィロウイルス科
エボラ出血熱(1977) → 2014年にエボラ出血熱感染拡大
レオウイルス科
ロタ
ピコルナウイルス科
ポリオ,A型肝炎
カリシウイルス科
ノロ
ラブドウイルス科
狂犬病
フラビウイルス科
(トガウイルス科も酷似)日本脳炎,ウエストナイル熱,デング熱,
C型肝炎(1989) → Jmolトピック〈B型肝炎記事含む〉
※豚コレラ
ブニヤウイルス科
※参考:デビッド・クアメン 著・甘糟智子 訳,「スピルオーバー ウイルスはなぜ動物からヒトへ飛び移るのか」,明石書店(2021)
※参考:ウイルス図鑑,ウイルスの分類 - Wikipedia
I = 870, O = 640, I/O = 1.359
[タスルグラチニブ - KEGG DRUG]
[左]タスルグラチニブ(tasurgratinib)
[右]本ページ掲載分子の有機概念図(euphorbialoid A,carvedilol,MT-7117,tecovirimat,tasurgratinib)
参考データ:タスルグラチニブ(tasurgratinib)が結合したFGFR1 8ykiのChain AとそのPDBsumデータ
→ 別トピック
[左]リンコマイシン(lincomycin) [右]PLP(ピリドキサール5'-リン酸,pyridoxal 5'-phosphate)
PLP(ピリドキサール5'-リン酸)類縁体が結合したPLP依存性酵素CcbF構造例8kdkのChain AとPDBsumデータ
参考データ:左から PLP(ピリドキサール5'-リン酸)が結合したオルニチン脱炭酸酵素G84R変異体7u6uのChain AとPDBsumデータ,
PLPが結合したシスタチオニン-β-シンターゼ 8s5lのChain BとPDBsumデータ
→ 別トピック